私の歩き方

私の日々の徒然

「自分は知らない」ことへの無自覚。

自分は本当は知らないのに、

情報だけで知った気になっていることがある。

それを体験することができた。

 

今日、息子二人とワークショップの制作体験に行った。

 

長男、次男

可愛い女の子たちが、二人に色々と親切に教えてくれて

二人とも嬉しそう。

 

長男は、

「コーヒーが溢れたコーヒーカップ」と言って

白色のカップの淵に、自分で色をまぜて作った茶色を塗る。

その塗り方が、正直

「え?」 

汚れたカップのように見えたので

「え〜?それでいいの?」と言うと

本人は満足そうに「いいの」。

 

すると、教えてくれた女の子が

長男の作品をみて「センスいいね〜」と褒めてくれた。

長男は大満足。

 

帰る前に、その女の子たちが

不登校」と言われる子たちだと聞いた。

 

驚いてしまった。

驚いてしまった自分が情けなかった。

 

なぜ驚いたか。

引きこもり、不登校に対する

勝手なネガティブな「思い込み」「イメージ」があったから。

そして、自分は先入観があることの、その自覚すらなかった。

 

息子たちにも伝えた。

息子たちとも「先入観」や「居場所」について話をした。

 

福祉の仕事をしている私は

きっと「自分は理解者だ」と上から目線で思い込んでいた。

でも本当は違った。

理解者でもなんでもない。

全く知らなかった人だった。

 

今日、私は知らなかった人だと分かって良かった。

自分は理解者だと思い込んで、周りに迷惑をかけずにすんだ。

これからは、まず知ることから始めよう。

 

知るとは、実際に行動して、体験して、初めて知るのだ。

情報は、そのことの一部にしかすぎない。

 

知らない、と言う事を自覚しよう。

 

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