私の歩き方

私の日々の徒然

ねんどの魅力

私は、小さいときから粘土細工が好きでした。

 

子どもが生まれてから、小麦粉粘土に始まり

プラスチック粘土、ブロンズ粘土、石膏粘土

子供たちとたまに一緒にあそんだりしてました。

 

粘土の魅力は

自分の「好きな形」にできる事。

 

これに尽きます。

 

子どもの頃は、暇な時間が果てしなくあったので

陽の当たるカーペットに転がりながら

家やお花、椅子やベッド、女の子、動物

色々作っては空想の世界で遊んでいました。

 

本当は油粘土が一番好きなのですが

あの手についた油粘土の油と匂いを思い出すと

 

時間が果てしなくなくなってしまった私は

ひたすら手を洗う時間が惜しくて

手を出せずにいます。

 

ただ、油粘土は本当に素晴らしい素材です。

 

なぜなら、何度も繰り返し使える。

硬くなっても、こねているうちに柔らかくなる。

緻密なものから、大きなものまで作れる。

へら等で模様や細工がしやすい。

粘土同士がくっつきやすい。

 

そして、特に気に入っているところは色。

カラフルじゃない、白でもない

あのグレーがかった色。

 

あの色から様々な想像力が湧いてくるところ。

そして、色を付けられないから

観る人が、自分の頭の中の色をつけることが出来るところ。

 

それと、粘土の手触り。

作り終えた作品を手でつぶす時の

あの感触がたまらなく好きだ。