私の歩き方

私の日々の徒然

書きたい事を書く事と、書くために書く事の熱量の違い。

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書きたい事を書く事と、書くために書く事の熱量の違い。

これに気が付くことが出来て

私はとても良かったと思っています。

 

そのキッカケが

今週、子供たちの夏休みイベントとして

「画家になる」ワークショップイベントに参加したことです。

 

キャンバスにアクリル絵の具で

自由に生き物の絵を描き

描いた絵を期間限定で

個展で展示してもらえるというもの。

 

今回は私も参加者として

絵を描いてみました。

アクリル画は学校の授業以来でしたが

もともと絵を描くことが好きだったので

あまりに楽しすぎて

写真を撮るのも忘れて

帰宅してしまいました。

 

 

画家デビューした皆さんの作品はこちら↓

www.facebook.com

 

それにしても

 

自分の大好きなアートや

アーティストのこと

紹介できたら楽しいなあ、と

個展やワークショップをネタに

ブログを書くようになり

 

書きたいことを書く事と

書こうと思って書く事が

こんなに違うという事に気が付きました。

 

初めてブログを書いたとき

何を書いていいのか分からず

読者が少ないのにも関わらず

自分の思いを多くの人に伝えられたらな~

等と勝手に思っていました。

とにかく書きたいことを書いてました。

書く事が楽しいと感じていました。

 

そのうちに

「アーティストやアートの紹介をする」なら

きちんと取材しなきゃ!と、

自分で思い込み始め

 

アーティストやアートを

「書こうと思う対象」として

見るようになってました。

 

 

気軽に

楽しいから

興味があるから

好きだから

子どもが喜ぶから…

 

こんな気持ちで参加したり

見に行っていた

ワークショップや絵画展が

 

楽しいハズだから

書くために参加して

書くために書く。

参加の目的まで

「好き」「楽しい」を伝えたいから

「書くため」に変わってしまったのです。

 

 

 

こうなると

当然、熱量が上がらないのです。

 

楽しかったこと、

面白かったこと、

興味のあること、

伝えたいこと、

好きなことは、

どんどん勝手に

言葉や文章が浮かんでくるのに

 

書くことが目的だと

どんなに好きな人でもアートでも遊びでも

 純粋に楽しめない。

だから、自分の伝えたいことが分からない。

書くのが楽しいと感じなくなるのです。

 

 

今回のワークショップ、

久しぶりに

キャンバスの前に座り

猫の絵を描きました。

 

最初は

「猫を描く」と決めて描きました。

学校で習ったように描きました。

 

描いている途中、黒澤さんが私の様子を見て

「楽しく無さそう」と言いました。

そのとおりだったので

絵を描き直そうと

刷毛で塗りつぶそうとしたら

 

急に刷毛で色を塗るのが楽しくなって

そして、一気に

習ったことのない描き方で

自分の好きな描き方で

描きたいように描いたら

 

急に絵を描くのが

楽しくなりました。

 

猫を描くために描いていた時と、

自分が楽しく描ける方法で

猫を描くのでは

楽しさが何倍も違いました。

 

そして猫を描く事もできました。

 

上手な絵ではないけれど

表現したいことは私の中で表現できた。

誰に伝わらなくても、私大満足。

これがアートの原点ですよね。

 

 

 

写真撮り忘れるくらい

楽しいワークショップ。

皆さんに知ってもらいたい。

ブログになんて書こうかな~と

楽しくなりました。

 

 

私のブログは

楽しかったことを伝えたい。

きれいだったことを伝えたい。

それを表現できる人を知ってもらいたい。

それが出来る場所を知らせたい。

それをみんなに知ってもらえることが

私の楽しいこと。

 

なのですから

書きたい事を書く事と、書くために書く事の熱量の違い。

これを

絵を描く事を通じて

気が付くことが出来ました。

 

やっぱり

アートって最高!!!