氷山モデル
こんにちは、超研修会です。
今日は、平尾代表が勉強会の講師をするというので参加して参りました。
勉強会の主催は「そある」https://ameblo.jp/otarusoaru/
テーマは「自閉症」
グループワークは「氷山モデル」
氷山モデル、皆様知ってますか?
http://www.ne.jp/asahi/autism/sally-tree/sub10001.htm
問題行動はよく、氷山に例えられます。
氷山は、り海面下の大部分が隠れています。この隠れた部分が、原因となる部分で、海上に出ている一部分が、問題行動として表に表れる行動です。
海上に出ている部分を小さくしようと思ったら、隠れた大部分を小さくしていかないといけません。問題行動を減らしていこうとする場合、隠れた原因の部分を無くしていかないと、解決しないということです。
本日は、この氷山モデルをグループワークしてみました。
まずは、自閉症についてを皆さんで勉強。
「自閉症とは」から、自閉症支援の歴史、自閉症の特徴などを説明。
そして、氷山モデルについての説明。
この氷山モデル。
就労支援をホームとする私は、同じ障害支援分野でも、あまり使わないので大変勉強になりました。
アセスメント(以前勉強しましたよね~)の一種ですが
ではなぜ自閉症に氷山モデル?については、
氷山モデルは、自閉症の人の様々な行動を水面上の一角に例え、その部分ではなく水面下の要因に着目する視点です。
氷山モデルで考える要因の1つが自閉症の特性としては、様々な刺激・情報に影響を受けるという部分があります。自閉症の人にとって刺激や情報を無視することは難しいことです。また自閉症の人は、感覚の特異性を持ち、様々な刺激に過敏に反応したり嫌悪感を感じる場合があります。
BOUZAN NOTE!!より引用http://bouzan-note.com/
「普通」と言われる人たちと、感覚的に違う世界に住んでいる人たち。
同じ「ものさし」で考えられると、「困ってしまう」人たち。
私たちの1センチは彼らには何センチなのか?何ミリなのか?何メートルなのか?
独自の「ものさし」を持つ彼らは、自分のことを伝えることもとても苦手です。
なので彼らから自発的に「あれが嫌」「これがだめ」「こうしたい」などを
自分たちと同じ感覚で「伝えてほしい」なんて望むこと自体、彼らには難しいのです。
そんな彼らが「困っていること」=「問題行動」(氷山の見える部分)に注目し、「困る環境」「独自の感覚」=「自分で言えない事」(氷山の見えない部分)をあぶり出し
そこから、「困りごとの解決」=「今後の方針」を提案していくための情報整理。
それが「氷山モデル」なのです。
平尾代表が用意した氷山モデルでのアセスメントシート。
今回は障害支援分野のアセスメント方法について、ご説明いたしました。