私の歩き方

私の日々の徒然

人が選んだ本を読む。

私が選ばなかった本が送られてきた。

日々是好日。

 

本の交換会があった。

行きたくて予定していたけど

他に優先する用事があって、あえなく断念。

主催の方に伝えると

「本を送ってくれたら、交換します」と言ってくれた。

 

そして、集まった本の中から

集まった皆さんが私のために選んだ本が

送られてきた。

本の選択には私は一切関わってないので

何故その本なのか、理由もわからない。

 

昨日、その本を読み終えて

このタイミングで私の元に来てくれて

本当にありがとう。

と、心から思った。

 

普段の私なら絶対に読まない本。

なんとなく、すぐ読めそうと思い

積読せずに、通勤中に読みはじめた。

 

その本は静かに私の心に入ってきて

でも、今の私の心情を知っているかのような

突き刺さったり、

癒したり、

諭したり。

 

けして、説教くさくなく

理屈っぽくもなく

私と会話しているように

サラサラと問いかけて消えていった。

 

一期一会。

人との出会いも、

本との出会いも、

おんなじなんだなぁと、

いつも思っていたけれど

いつになく出会いに幸せを感じた本。

 

日々是好日

森下典子 『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―』 | 新潮社

 

誰かが読んでみてって、言ったら

そこには、素敵な出会いがあるかもしれません。