私の歩き方

私の日々の徒然

仕事の楽しいか楽しくないか、色んな意味で大切だ。

今まで色々な仕事を経験する機会があって。

経験する度に感じてたけど、

仕事はやってみると、楽しいか楽しくないか、はっきり分かる。

得意、不得意なのかもしれないけど

それだけでもない。

ただ、この感覚はとても大切なことだと思う。

 

学生の頃、初めてのアルバイトは蕎麦屋で、

個人の小さい店なので、厨房の洗い物からホールの注文取り、海苔切り、ネギ切り、色んな仕事があった。

私は片付け、洗い物、料理を出すのはすきな仕事だったけど、

注文取りや、調理に関わる仕事は楽しくない。

でも、店長から「注文取る時の声が良いね」とか褒められて、その気になってやってた。

 

その後、ホームセンターのレジバイト。

レジは本当に合わない仕事だった。

毎日お金合わなくて怒られてたけど、カゴの商品を素早く綺麗に袋に入れながらレジをするのが楽しかった。

最後の集計で怒られるのだけが嫌だった。

 

旅館でアルバイトした時は

料理も教えてもらったけど、それよりも

シーツの敷き方、風呂の掃除、料理の並べ方、

あの客の時はこうする、この客の時はこうだ。

食洗機に上手に食器を並べて

手際よく流しを掃除できると最高に清々しいかった。

 

 

旅館で宴会のお客さんにお酒をつぐこと。

宅配サービスのカウンターで荷物の受け取り。

携帯電話ショップの店番やお茶出し。

幼稚園の見守りバイト。

コンパニオンで会社の宴会のお話相手。

ホタテ工場のライン仕事。

 

この仕事はなんでか楽しめなかった。

バイトだから、そんなに専門的じゃないし、

全部それなりにやってみて

苦手なこともあったけど

そつなくこなした仕事もあった。

 

ウサギの糞を片付けるのは楽しかったけど

カニを板にゴムでくくりつけるのは楽しかったけど

 

ホタテをひたすらラインに並べても

あんまり楽しくなかった。

 

 

こんな私は、達成感のある活動が

好きなんじゃないかと思う。

 

より早く洗える。

より綺麗にセットできる。

より効率的に動ける。

 

こういうことが、出来るようになる

スキルが身についていく。

この過程が楽しいのだ。

 

仕事の種類じゃなくて

仕事から分かりやすいスキルが得られることが

楽しくて仕方ない。

だから、失敗しても

怒られても、楽しいバイトは、そこそこ長く働いた。

 

お陰で自分のことを自分で知れた。

 

仕事が楽しいか楽しくないかは、

色んな意味で大切なことだ。

 

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