何かを見て、美しいと感じるとき
こんにちは、まさえです。
今、NHKのプロフェッショナル「仕事の流儀」を観ています。
左官職人に密着した内容。
左官職人が作りだす圧倒的な「壁」の造形美にうっとり。
「愛される壁」を目指す左官職人の久住氏。
なぜ、壁が美しく見えるのか。
「きれいな模様だから」「好きな色だから」
それだけではないことが伝わってくる。
壁の構想から、素材選び、建主とのセッション、表現の限界までいどむチャレンジ。
壁に対する自分の思い、建主の思いを込めて、それを表現するための真摯までの姿勢。
その壁に対する思いや姿勢が、美しく、そこにあってほしい壁になるんだと
久住氏のドキュメントを観ながら感じる。
なぜ、絵や彫刻が美しく見えるのか。
なぜ、音楽が美しく聞こえるのか。
なぜ、ダンスが美しく感じるのか。
なぜ、なぜ、なぜのetc…
それも同じ。
何を求めているのか。見たいのか。聞きたいのか。表現したいのか。
いつも、表現者は自分の思いや感情に対して真摯な姿勢で挑む。
表現することの努力を絶え間なく続ける。
表現に限界を作らない。
それが、観る側にも伝わると、心が動く。
すべての作品から伝わるわけではない
観る人の、求めているもの、見たいもの、聞きたいもの、表現したかったこと
それとリンクすると、心が動くのかな。
そんなことを感じて、心が動いた夜。