私の歩き方

私の日々の徒然

大和和紀さんのマンガ、好きですか?

私、「スラムダンク」を読んでます。

 

あさきゆめみし」じゃないのかよ~!と突っ込まれそうですが

スラムダンク、言わずと知れた名作。

超面白いですね~。

 

読みながら、思い出しました。

そう言えば、学生の時、

大和和紀さんのマンガが大好きだったなあと。

 

自宅の本棚に今も大事に

あさきゆめみし」が全巻揃っています。

dcomic-life.com

 

数少ない、「ハマった」ものの一つ。

大和和紀さんのマンガ。

 

初めて読んだのは

「NY小町」です。

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高校生の私は

文明開化の日本で

「男の子として育てられた主人公(かわいい女子)」

→女子の格好すると実は美女、男女ともにモテる。

「外国人とのロマンス」

→グローバルな相手からもモテる。

お転婆娘の愛とロマンの人生」

→女子っぽい事できなくても、モテる。

 

自分には天地がひっくりかえっても

ありえない「モテ」現象に憧れ、

主人公が「ハッピーエンド」になると

まるで自分も「ハッピーエンド」になったように

のめり込んでいました。

 

その後、

はいからさんが通る

菩提樹

「ヨコハマ物語」を読みました。

こちらは南野陽子ファンだったので

「はいからさん」と「菩提樹」は

映画の方が印象的です。

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(両方ともナンノが主演でした!)

伊集院様が阿部寛というところが

今思い返すと少し納得できませんが…

 

 

大和和紀さんの作品には

「強気な女」がよく出てきます。

繊細な美少女や

か弱い女性も登場しますが

和紀さんの描く女性には

みな芯の強さ、美しさが

表現されています。

 

マンガに描かれる時代とその背景も

ストーリーにしっかりと描かれており

「もしかしたら、こんな娘いたのかも」

とか

「こんな驚きのロマンスもありえるかも」

と思わせるところも

夢中になる要素です。

 

そんな和紀さんのマンガで

私も新刊が出されるとすぐに買っていたのが

あさきゆめみし」です。

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内容は「源氏物語」ですが

和紀さんの世界観を存分に感じられる

大作です。

 

光源氏を取りまく様々な女性の人生と

源氏との恋模様が

美男美女、豪華絢爛な衣装や時代背景

恋を詠うセリフや短歌の数々で

和紀さんの繊細なタッチで切なく描かれています。

 

また次々と女を乗り換え

親の七光りも手伝い出世する光源氏

普通なら読んでいるうちに

嫌いになってしまいそうですが

和紀さんの描く源氏は美しすぎる。

 

どんなに多くの女性に愛されても

一番大切な女性に愛されない。

そして、自分の一番大切な人にも

失うまで気づくことが出来ない。

 

完璧なようで

1人の普通の男である源氏を

魅力的に描く和紀さんの

表現力に圧倒される作品です。

 

 

最後に、

最近はすっかりマンガから遠のいてましたが

スラムダンクをきっかけに

大和和紀さんのマンガも読み直したいですね。

美しい登場人物だけでなく

衣装や風景描写の美しさも

魅力的ですよ。

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