私の歩き方

私の日々の徒然

サッポロに行って見えたもの

今日は朝から用事があり
車でサッポロに行く。


朝からジリジリと日差しが照りつけ、
気温が上がっていく。
久しぶりに、ここ数日暑い。


車を駐車場に止め外に出る。
コンクリートの建物の間から
緑が所々に顔を出す。
北大植物園の横を通ると
生い茂る緑の木々と、
植物園の入口の茶色の小路が見える。

反対側を見上げると、
コンクリートとガラス張りのビルに
歩く自分が映っている。
そのガラスに
夏の日差しと植物園の緑が
黒々と映りこんでいる。

昼間の札幌
コンクリートの照り返しが、さらに暑い。
ビルとビルの間もアスファルトで覆われ
ビルの隙間から
工事の看板や三角コーンと少しの緑が
夏の日差しに照りつけられて見える。

昼休みなのかサラリーマンやOLが
ビルから次々と出てくる。
キレイな女性達が
髪やスカートをなびかせて
笑顔で会話しながら
どこかに向かっていく。

作業着を着た人
自転車に乗っている人
リュックを背負った学生風の人
楽しげに会話している外国人
下を向いて携帯を見ている人
スーツ姿の人
男も女も
サッポロのまちを
蟻のように
どこかに向かって歩いている。

帰り道、コンクリートの間
車を走らせると
すぐにビルの背丈が低くなり
緑の木々が見えはじめる。

戸建ての建物が並び
空も広くなる。

高速道路に車を走らせると
すぐに両脇は木々で覆われ
森のなかを走っていく。
トンネルを抜けると
海が目の前に広がって見える。