小樽 似鳥美術館 日本画、洋画、ステンドグラス 旧三井銀行の金庫にも入れる穴場スポット
小樽の似鳥美術館に行ってきました。
前から長男と約束していた美術館探訪。
札幌の美術館は何度も行ってるけど
地元小樽はいつでも行けると思うと
行かないままに。
でも、行って良かった。
かなり見応え有りの、楽しい美術館巡りができますよ。
小樽芸術村
その名の通り、中庭を挟んで三箇所の建物に分かれている美術館。
全部の美術館をゆっくり見たら
2時間くらいかかります。
本日は息子の気分に合わせて三箇所全部行きましたが、やっぱり2時間弱。
見応えありました。
最初に旧三井銀行小樽支店の美術館に。
銀行の金庫など見ながら廊下を行くと分かれた小部屋にそれぞれのテーマで川瀬巴水さんの日本画が展示されていました。
絵から季節の匂いや、温度が伝わってくる情景描写の美しさ。
光と陰、朝、昼、夜の色使いなど
まるでそこに居るような感覚になる、素晴らしい絵。
是非、お時間ある方は見逃さず!という感じです。
その後は、銀行内をブラブラしていると銀行の天井でプロジェクションマッピング。
四季を表現した映像でなかなか見応えあり。
長男は昔の電話が気に入り。
スマホ世代には斬新だったのか、かなり遊んでました。(中1ですが)
その後はステンドグラス美術館へ。
ここは、ステンドグラスばかりが展示されてる美術館です。
ステンドグラスに囲まれた神秘的な空間でワークショップをやっていて、長男も興味津々。
今日は時間の都合でスルーしましたが
お時間ある方はおススメ。
ステンドグラスを堪能した後は、併設のカフェでコーヒー。
3館共通券を購入すると、コーヒー一杯サービスしてもらえます。
運河が見えるカフェで一息。
雨空の中、早足で似鳥美術館へ。
こちらはステンドグラス&絵画。
一階のステンドグラスは、先程の美術館とは仕様が違っていて、また素晴らしい。
こちらのステンドグラスの方が私も長男も感動しちゃいました。
凹凸があったり、数枚のガラスを重ねて表現されていたりと、奥行きのあるステンドグラスの表現がステキ。
こちらの棟では二階から上で
棟方志功、東山魁夷、山下清、横山大観など有名な作家の作品を鑑賞することができます。
写真には取れませんでしたが、
山下清の貼り絵や、岸田劉生の書いた村娘座像など見ることが出来たのは嬉しい。
大好きなユトリロもありました。
小樽で、こんなに素晴らしい作家の作品がいつでも見られる事が出来るなんて全然知らなかった〜。
久しぶりに、アート三昧を楽しみました。
小樽は海鮮、運河、かまぼこ、他は?と思ってましたが、似鳥美術館はおススメスポットです。
少し歩くと小樽市美術館もあります。
今日は長男のバッテリー切れであえなく断念しましたが、観光で来る方には、こちらも是非おススメしたいです。
小樽市美術館の横には旧手宮線もあって、小樽の風情も楽しめます。
小樽でアート巡り、是非どうぞ!