私の歩き方

私の日々の徒然

映画 モーターサイクル・ダイアリーズを観て。

ここ最近、アマゾンプライムなる便利なアプリを利用して

映画が観れるようになった。

おかけで、少し時間のある時に

気になった映画を見ている。

 

その中でも

久しぶりの「観る価値あり映画」だったのが

モーターサイクル・ダイアリーズ

movies.yahoo.co.jp

 

かなり有名な作品なので

観たことのある方も沢山いらっしゃるでしょう。

www.youtube.com

 

主人公は

エルネスト・ゲバラ

通称「チェ・ゲバラ

キューバ革命チェ・ゲバラで覚えている人も

多いのではないですかね。

 

ゲバラについては、沢山の方が紹介されていますので

私の浅い知識は端折らせていただきます。

詳しく知りたい方はこちら↓

bushoojapan.com

 

私が皆様にお伝えしたいのは…

この映画、マジで見るべし。

です。

 

何故に?

いや~、まずね、マジな映画ですが、重くないです。

チェ・ゲバラとか革命とか

先に聞いちゃうと

「なんか、訴えかけられんじゃね?」とか

「考えさせられんじゃね?」とか

思っちゃいませんかね~。

 

オススメ①

ざっくりとした印象。

水曜どうでしょう」の

「原付ベトナム1800キロ」

 

中古バイクに二人乗り、イケメンゲバラや美人の彼女とのストーリー

二人が訪れた先で巻き起こるささやかな事件や冒険

人との出会い…

大泉と鈴井の掛け合いだけではない。

でも若者の感情や旅アルアル的な中に

ゲバラの人柄が滲み出るようなエピソードも散りばめられ感動多め。

見飽きないロードムービーの傑作。

 

オススメ②

予定は未定の旅

 

ゲバラと友人の乗る中古の怪力号は

何度も故障し、何度も転ぶ。

 

ゲバラの彼女の家に2日しか滞在しないと言ったのに

気が付けば6日も…

 

道中の病気、テントが飛ばされる?

バイクの故障、旅先で出会う人々との交流

 

予定どおりに進まない旅。

友人二人の関係も、その様々な環境により

仲良くなったりいがみ合ったり。

でも、1人じゃなく2人だから

どんな困難も乗り越えていく旅。

 

人生で一度は「こんな経験してみたかった」と

憧れるような旅のお話。

 

オススメ③

「旅をするために旅をしている」

 

ゲバラと友人が

怪力号を手放し、徒歩にて旅を続ける道中に

旅の夫婦に出会う場面。

 

夫婦は自分の土地を開発により追われ

仲間たちを次々と失う中

仕事を求めて労働条件の厳しい銅山に向かって旅をしていると語る。

 

そんな夫婦に旅の目的について「仕事を探してているのか」と

聞かれる場面

 

ゲバラ

「旅をするためです」と答える。

 

銅山の雇い主は、過酷な環境で労働者に水もやらない。

しかし、その労働者に選ばれない者はさらに過酷だ。



 

世の中の理不尽を

さらっと集めて、

それが世界の中で当然の常識のようにあることを

さらっと、伝えてくる。

 

この映画は

チェ・ゲバラ若き日の南米旅行記

チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』をもとに、映画化された。

 

この南米旅行記を終え、

ゲバラの人生は大きく舵を切っていく。

 

ゲバラは優秀な若者で

世界を旅する前はハンセン病の医師を志していた。

 

しかし、好奇心からの旅の後

彼の心は大きく変わり

 

政治家・革命家として生き

そして最後は理解を得られぬ地で

射殺される。

 

そんな、チェ・ゲバラの人生を大きく変えた

南米大陸での体験を

この映画の中で

少しだけ一緒に経験し、感じることができる

 

だから、この映画

オススメです。

 

ゲバラが彼女から託されたドル札が

何になるのか。


どこにいても、人は

女と男のことが一番なんだと。


素直に思えるところも、オススメ。